ほしのうた 用語集 創作/設定 2017年08月02日 【星の子】天の国に住む星の加護を受けた魂を持った子供たち。天に住む北辰によって作られる存在であるため、親兄弟の概念は薄い。同じ代に生まれた星の子たちでグループを作ることが多い。魔法を得意とする者が多く、それに加えて身体能力に恵まれた者も少なくない。新しい北辰やそれを護る者を選ぶなどの中枢に関わることは、最も古い星の子にあたる黄道の子たちが管理している。【人間】世界で最も栄えてる種族。力は弱いが独自の技術や知識を利用してそれを補って余りあるほどの発展をしている。技術による補助を利用しても魔法が扱える人間は4割程度、魔法使いともなるとそのうちの一握りの血族しかいない。【龍族】3つの世界のバランスを維持する北辰たちとは別に、人間などが住む土地を守護する存在として選ばれた一族が龍族と呼ばれる。(魔物のドラゴンとは異なる)土地に宿った魔力である龍脈とリンクした存在であるため、人間には扱えない強力な魔法を使う能力を持ち、非常に長命。一方で多くが龍脈の側に住むため、他種族との関わりは薄い。まれに土地の魔力に淀みが発生すると、近くにいる者が淀みによって龍族と同様の能力を獲得することがある。龍族と近い力を持つが、淀みを広げる性質を持つため邪龍と呼ばれ忌み嫌われている。【亜人】人間とは似て非なる人々の総称。獣の姿を持つ獣人・翼を持つ鳥人・角を持つ鬼人・鱗を持つ鱗人の4種に大別される。西の大陸に亜人街という独自の集落を形成して、それぞれの人種ごとの街区に分かれて暮らしている。他の種族に対して友好的な者がほとんどだが、血統や魔力など独自の基準によって対応が変わる例もある。高い身体能力や独特な特性を生かして亜人街を出て冒険者や旅芸人をする者も多い。【魔物】魔界と繋がる穴から現れるとされている奇妙な生物の総称。通常の動物とは異なる生態を持ち、人間を捕食したり攻撃性が強いものも少なくないため、一般的には危険な生物とされている。一方でその特殊な生態から研究や狩猟の対象になることも多く、特にエステ学術院から近い魔物の生息地である「森」に、自らの意思で入っていく研究者や冒険者は年々増えている。【魔人】先天的な変異や、魔物との接触などによって魔物の能力を獲得した人間の総称。魔法とは異なる特性を持つ一方で、魔物特有の性質や攻撃性を持つ例が多いことから、魔術院ではこれを危険なものとして監視、場合によっては封印や処分を行っている。しかし、魔人の多くは特性が現れない限り人間と区別することが難しいため、魔人の総数を完全に把握することはできていない。【邪龍】龍脈の淀みによって龍族に近い能力を得た人間。龍族との違いは、淀みから魔力を得ていることと、龍脈を作り変えて新しい淀みを作り、広げようとしていること。龍脈の作り変えには、大量の魔力を必要とするため、人や魔物の血肉で魔力の不足を補わなければならず、魔人と同様かそれ以上に危険な存在。龍脈に直接触れることは龍族と邪龍しかできないため、邪龍の作った淀みを解消するために、龍族は常に邪龍の動向を注視している。 PR
魔人異聞 用語 創作/設定 2017年08月02日 【魔人】一部の魔物との交雑や突然変異、肉体や魂の同化、寄生、改造など様々な要因により、人間でありながら魔物の能力を持っている者の総称。人間としての理性はあるが、魔物の攻撃性や人間を襲う性質を抱えていることから、魔術院は危険な存在と分析している。しかし、独自に人間の生活に紛れ込む術を持つ者も少なくないため、魔人化が観測された者以外にも多くの魔人がいる可能性は高い。【魔人化】肉体の変化を伴いながら魔物の性質が表に現れる現象。魔物特有の攻撃性が顕著に現れるため、この状態の魔人は危険とされる。また、「餓え」と呼ばれる激しい衝動によって、人間としての理性や人格が崩壊してしまい、より危険な魔物に変化するおそれがある。しかし、人間に近い性質を持った魔物の影響を受けた魔人は、ある程度これをコントロールする能力を身につけているらしい。【餓え】魔物の攻撃性をもたらす原因と考えられる激しい衝動。魔物が主食とするものによって性質は変化するが、「理性で抑えることが不可能」「主食を得ることを非常に強く求める」ことが共通している。魔人もこれを認識しているが、人間の理性でこの衝動を抑えることで、不要な魔人化を抑えている。ただし、完全に餓えを抑えることは不可能に近く、魔物が最も力を持つ満月の夜は、餓えがピークになることもあり、魔人化が発生することが多くなる。