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about

【first】

このサイトは月嶺による一次創作をメインにしたイラスト、小説のサイトです。
本サイトに展示されているイラスト、文章の無断転載および盗用は一切禁止しています。
 
 【about】
home:このページ
original:創作「ほしのうた」「魔人異聞」の2点
TRPG:TRPGのシナリオ配布
log:全部まとめたログ

【link】
本サイトはリンクフリーです。
   
【中の人】
月嶺: twitter  だいたいしょうもないことしかしてない

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CoC特殊発狂表

この発狂表はクトゥルフ2015収録の特徴表から「暗黒の祖先」を取得したPC向けの発狂表になります。
※「暗黒の祖先」はハウスルールで使用を許可していない卓もあるので、取扱いの際は適宜KPと相談するようにしてください。

この発狂表はそれぞれ2015収録の「狂信者の一時的狂気」「深きものとの混血種の一時的狂気」をベースに、なんかそれっぽくマイルドに使えるように改変したものです。
この発狂表を使用する際の報告は不要ですが、無断転載や再配布、自作発言はご遠慮ください。
(っていうかそんなことするくらいなら2015を買おう)


以下は発狂表です。

暗黒の祖先用発狂表(狂信者ver.) 1d10

1:この事象の真実の一端に気付いてしまい、思わず逃げ出す
2:常識を超える恐怖を前に足が震えて動けない
3:自分の存在の矮小さに気付き自ら死を選ぼうとする
4:自分の持つ知識におぞましさを覚え自暴自棄になる
5:自分が周囲に嘲笑われているように感じ疑心暗鬼になる
6:恐怖心が麻痺し目の前のものを全て手に入れようとする
7:自分の考えが正しいことを確信した万能感から利己的な行動をとろうとする
8:目の前の事象へ危険を省みずに踏み込もうとする
9:自分の信じる神の言葉に盲目的に従おうとする
10:知識の短編が繋がった喜びに涙を流す


暗黒の祖先用発狂表(混血種ver.) 1d9

1:ここにいてはいけないと本能が訴えその場から逃走する
2:理性が失われ攻撃的になる
3:指先が硬直し、自分の手ではないように感じる。手先を使う判定*に-20
4:周囲の人間が別の生き物のように感じ、疑心暗鬼になる
5:足がうまく動かせず奇妙な歩き方になる。足を使う判定**に-20
6:声帯が硬直し、声をうまく出せなくなる
7:皮膚の下から何かが外に出ようとしているように感じ、全身を掻きむしる
8:やけに喉が渇き、激しい運動ができなくなる
9:何者かの声を聞き、うわごとを話す

*手先を使う判定の例…応急手当、鍵開け、医学、武器系戦闘技能、その他KPが手先を使うと判断した芸術、製作、DEXを使用する判定
**足を使う判定の例…回避、跳躍、登攀、近接系戦闘技能、現場からの逃走、その他KPが足を使うと判断した技能、DEXを使う判定

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ほしのうた 用語集

【星の子】
天の国に住む星の加護を受けた魂を持った子供たち。
天に住む北辰によって作られる存在であるため、親兄弟の概念は薄い。
同じ代に生まれた星の子たちでグループを作ることが多い。
魔法を得意とする者が多く、それに加えて身体能力に恵まれた者も少なくない。
新しい北辰やそれを護る者を選ぶなどの中枢に関わることは、最も古い星の子にあたる黄道の子たちが管理している。

【人間】
世界で最も栄えてる種族。力は弱いが独自の技術や知識を利用してそれを補って余りあるほどの発展をしている。
技術による補助を利用しても魔法が扱える人間は4割程度、魔法使いともなるとそのうちの一握りの血族しかいない。

【龍族】
3つの世界のバランスを維持する北辰たちとは別に、人間などが住む土地を守護する存在として選ばれた一族が龍族と呼ばれる。(魔物のドラゴンとは異なる)
土地に宿った魔力である龍脈とリンクした存在であるため、人間には扱えない強力な魔法を使う能力を持ち、非常に長命。
一方で多くが龍脈の側に住むため、他種族との関わりは薄い。
まれに土地の魔力に淀みが発生すると、近くにいる者が淀みによって龍族と同様の能力を獲得することがある。
龍族と近い力を持つが、淀みを広げる性質を持つため邪龍と呼ばれ忌み嫌われている。

【亜人】
人間とは似て非なる人々の総称。
獣の姿を持つ獣人・翼を持つ鳥人・角を持つ鬼人・鱗を持つ鱗人の4種に大別される。
西の大陸に亜人街という独自の集落を形成して、それぞれの人種ごとの街区に分かれて暮らしている。
他の種族に対して友好的な者がほとんどだが、血統や魔力など独自の基準によって対応が変わる例もある。
高い身体能力や独特な特性を生かして亜人街を出て冒険者や旅芸人をする者も多い。

【魔物】
魔界と繋がる穴から現れるとされている奇妙な生物の総称。
通常の動物とは異なる生態を持ち、人間を捕食したり攻撃性が強いものも少なくないため、一般的には危険な生物とされている。
一方でその特殊な生態から研究や狩猟の対象になることも多く、特にエステ学術院から近い魔物の生息地である「森」に、自らの意思で入っていく研究者や冒険者は年々増えている。

【魔人】
先天的な変異や、魔物との接触などによって魔物の能力を獲得した人間の総称。
魔法とは異なる特性を持つ一方で、魔物特有の性質や攻撃性を持つ例が多いことから、魔術院ではこれを危険なものとして監視、場合によっては封印や処分を行っている。
しかし、魔人の多くは特性が現れない限り人間と区別することが難しいため、魔人の総数を完全に把握することはできていない。

【邪龍】
龍脈の淀みによって龍族に近い能力を得た人間。
龍族との違いは、淀みから魔力を得ていることと、龍脈を作り変えて新しい淀みを作り、広げようとしていること。
龍脈の作り変えには、大量の魔力を必要とするため、人や魔物の血肉で魔力の不足を補わなければならず、魔人と同様かそれ以上に危険な存在。
龍脈に直接触れることは龍族と邪龍しかできないため、邪龍の作った淀みを解消するために、龍族は常に邪龍の動向を注視している。

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魔人異聞 用語

【魔人】
一部の魔物との交雑や突然変異、肉体や魂の同化、寄生、改造など様々な要因により、人間でありながら魔物の能力を持っている者の総称。
人間としての理性はあるが、魔物の攻撃性や人間を襲う性質を抱えていることから、魔術院は危険な存在と分析している。
しかし、独自に人間の生活に紛れ込む術を持つ者も少なくないため、魔人化が観測された者以外にも多くの魔人がいる可能性は高い。

【魔人化】
肉体の変化を伴いながら魔物の性質が表に現れる現象。
魔物特有の攻撃性が顕著に現れるため、この状態の魔人は危険とされる。
また、「餓え」と呼ばれる激しい衝動によって、人間としての理性や人格が崩壊してしまい、より危険な魔物に変化するおそれがある。
しかし、人間に近い性質を持った魔物の影響を受けた魔人は、ある程度これをコントロールする能力を身につけているらしい。

【餓え】
魔物の攻撃性をもたらす原因と考えられる激しい衝動。
魔物が主食とするものによって性質は変化するが、「理性で抑えることが不可能」「主食を得ることを非常に強く求める」ことが共通している。
魔人もこれを認識しているが、人間の理性でこの衝動を抑えることで、不要な魔人化を抑えている。
ただし、完全に餓えを抑えることは不可能に近く、魔物が最も力を持つ満月の夜は、餓えがピークになることもあり、魔人化が発生することが多くなる。


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酔っぱらいと放浪者

PL人数:1人
想定プレイ時間:2時間程度(テストプレイの最速記録は30分程)
推奨技能:目星、回避、自衛ができる程度の戦闘技能
準推奨技能:聞き耳、応急手当(医学も可)

その他事項:導入で飲酒している状態のため、未成年の探索者は非推奨です

導入:仕事の飲み会、友人との酒の席…理由は色々あるものの、探索者は酒のひと時を過ごし、ほろ酔い気分で自宅へ帰る道の途中。
見慣れた通りの見慣れた風景。そんな場所に潜む危険に気付くのは、もう少し後の話…

---以下シナリオ本編になります---


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ニワトリTRPG

[あらすじ]

あなたは今まさに養鶏場から出荷されようとしているニワトリです。ニワトリに許されたありとあらゆる手段を使って人間の手から逃れましょう。

[ルール]

ニワトリ(プレイヤー)は6ptのうちから<キック><飛ぶ><鳴く>の技能に最低で1、最大で4pt振り、体力に2d6+10を振ります。
技能は使う度に体力が1D6ー(使用した技能のレベル)減少します。
また、セッション中に同じ技能を2回以上使用することはできません。
人間(GM)はニワトリが消費した体力と同じ数の6面ダイスを振り、その数値がニワトリの現在の体力を上回った場合、技能を使ったニワトリの捕獲に成功します。
これをニワトリ(PL)の羽数×3行い、ニワトリが残っていればPLの勝利、ニワトリを全羽捕まえればGMの勝利です。

おまけ:使用技能をPLの選択でなくダイスでランダム決定にすると祈れ!って感じになって楽しいです。(選択ルールです)

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ナマコブシを投げるTRPG

【やり方】

1:クトゥルフとかのPCを用意する
2:ナマコブシの卵を預け屋から貰う
3:ナマコブシの卵が孵化するまでのタイムを1d100*5秒で決める
4:ナマコブシのSIZの個体値を決める(3D6)
5:PCのSTRとナマコブシのSIZ対抗で振れるダイスを決める
6:ダイスを振ってナマコブシを投げた距離を決める
7:ビーチで記念撮影(1d100段階評価)をして終了

評価ポイント

・卵の孵化が速い
・ナマコブシの個体値
・ナマコブシを投げた距離
・記念写真がうまくとれた

タイム評価(1d100)

1〜5  +25
6〜10 +20
11〜30 +10
31〜45 +5
45〜55 0
56〜70 -5
71〜90 -10
91〜95 -20
96〜100 -25

ナマコブシを投げる距離(ナマコブシの個体値とPCのSTR対抗)

失敗:1d6
ファンブル:1d4
100F:強制1
成功:1d10
スペシャル:1d20
クリティカル:1d60
1C:1d100

記念撮影

1d100で大きいほどいい写真

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(CoC)ハウスルール

【ハウスルール】
ファンブル:96~100
クリティカル:5~1
スペシャルは技能値の1/5
SANCはF、Cのみ適用。
Fは最大値減少、Cは最小値減少。

[技能]

  • 言いくるめ、隠す、隠れる、変装など一部の技能はアイデアロールに成功すると見破る、打ち消すことができる場合があります。この場合は事前にKPから宣言をするようにします。
  • いわゆる精神分析(物理)は、対象への攻撃として処理します。また、この方法で対象を気絶させるなどして発狂が解除された場合、通常の精神分析で発生するSAN回復は発生しません。
  • 医学+応急手当の組み合わせロールに成功した場合HP回復を+1することができます。

[戦闘]

  • 逃走はKPから許可があった場合のみDEX*5で判定。
  • 銃火器の使用を宣言する場合はDEX順に関わらずラウンド最速行動。(銃火器使用者が複数人いる場合はその中からDEX順)複数回攻撃できる武器はルールブック記載の攻撃回数を1ラウンド中の攻撃回数とします。
  • 回避、受け流しの回数制限や受け流しによる使用武器の耐久減少、破壊はありません。
  • 回避に専念する場合そのラウンド中他の行動を放棄して回避+20の補正を得ます。

[探索中の時間経過]

探索中の時間経過を管理する必要があるシナリオの場合、以下の状況で探索者の判定にペナルティが発生します。
  • 睡眠をとらずに24時間以上探索を継続する。(すべての判定に-20補正)
  • 食事をとらずに12時間以上探索を継続する。(すべての判定に-20補正)
ペナルティを解除する場合は
  • 6時間以上の睡眠をとることを宣言する
  • 食事をとることを宣言する
ことで発生しているペナルティを解除できます。

[その他]

  • 茶番技能でも宣言なしのロールは処理できないです。一言宣言してからお願いします。
  • KPへの秘話での提案、PL同士の秘話での相談は原則不可です。
  • シナリオ中にクリティカル(1~5)またはファンブル(96~100)を全種類そろえた場合、ビンゴボーナスとして、各1d4のSAN報酬がシナリオの報酬と別に発生します。

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(CoC)探索者作成ハウスルール

【ステータス決定】

全ステータス一括振り1回に対して個別振り直し3回まで可能。

一括振りの回数に上限は定めていません。



…ポイントバイ制での作成について

全ステータスの最低値(37ポイント)をベースに任意のステータスにポイントを振り分けるポイントバイ制での作成を行う場合、合計100ポイント(自由ポイント63)/105ポイント(自由ポイント68)/110ポイント(自由ポイント73)のいずれかのうちからKPと相談して選択できます。


【探索者の職業】

基本ルールブック、2010、2015に記載のある職業から選択できます。

また、職業技能ポイントの算出はEDU*20、または2015記載の職業ごとの算出方法から好きなものを選択可能です。

上記のルールブック、サプリメントからの改変を含む職業や記載のない職業の場合は連絡をお願いします。



…犯罪者(アウトロー系職業)のPCについて

暴力団などの反社会組織に所属するPCの場合、シナリオによっては参加をお勧めできない場合があります。

不安な場合は連絡、相談をお願いします。


【特徴表】

PC一人に対して2種類まで採用可能です。

4-〇系の特徴による技能ポイントの追加は1種類に対して1D6*10点とします。



…使用できない特徴について

1-9 一族伝来の宝物

4-5 不思議ちゃん

5-2 斜め上からの発想

6-10 好意を寄せられている

上記の特徴が出た場合はそっと振り直しをお願いします。



…「寄せ餌」「暗黒の祖先」について

シナリオに影響を及ぼす場合があるため、連絡をお願いします。
特殊発狂表のほか、可能な限り対応したいと思ってますが、シナリオによっては参加をお勧めできない場合があります。


【その他】

原則として「他の探索者と協力ができる」探索者でお願いします。



…版権キャラクターをモデルにした探索者について

原作のキャラそのものではなく、現パロに近い扱いのキャラクターでお願いします。

モデル元の版権は特に指定しません。

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ほしのうた:ワールドマップ

[人間界]
人間たちが暮らす5つの国と地域から成り立つ世界。
一部の星の子からは「間(あい)の国」とも呼ばれ、星の国や魔界からの来訪者も時々現れる。
魔物と呼ばれる魔界から迷い込んだ生物が独自の生態系を築いていたり、人間同士の小競り合いがあるものの概ね平和。
土地を守護する龍族と、それを束ねる巫女によって、星の国と魔界に挟まれた世界のバランスが保たれている。

【エステ公国】
東の大陸にある国。
世界各地から研究者を目指す者が集まる「学術院」を中心に様々な人々が集まる。
ニール、レイがなんでも屋を営む拠点もここにある。
他の土地から移住する者が多いため、余所者にも寛大で大らかな土地柄。
学術院が街の中心であるため、それを統括するエステ学長家が実質的な領主になっている。
大陸の北には広大な「森」が広がり、たくさんの動物や魔物が複雑な生態系を作っているため、魔物によるトラブルや、それに興味を持つ研究者が後を絶たない。

〔学術院〕
エステ公国の中心である魔法技術の研究機関。
世界各地から厳しい選抜を合格した研究者たちが集まり、魔法の科学的側な面からの分析、技術による汎用化、魔物の生態などを研究している。
増加する研究者に対して手当たり次第に増改築を繰り返しているため、長く在籍している研究者も知らないエリアが存在する。
魔術院とは方針が異なることから関係はあまりよくない。

〔「森」〕
東の大陸北部に広がる広大な森。
記録によるとエステ公国の成立以前にはいくつかの小国があったが、現在は昼夜の区別さえ曖昧な森が広がっている。
魔界との境界がもっとも不安定な地域と言われており、無数の魔物が生息している。
龍脈が魔界と接触した場合、大陸の全土がこの森に覆われる可能性があるため、龍族によって魔物と人間の出入りが厳しく監視されている。

【サウス諸島】
南の海にある群島国。温暖な気候のためバカンス地としても有名。
島ごとに異なる領主がいるため、それらをまとめる総領主としてサウス家が中心となっているが、独自の交易ルートを持つなど独立した政治を行う島が多い。
大らかで自由な人々が多いが、義理人情を通すことが好まれる。
船の技術が発展しているため、各地を結ぶ船をサウス家が運営し、他の島から船乗りを雇うことで経済が成り立っている。

【ヴェステン地方】
西の大陸の全域に多くの商業ギルドが乱立する地域。
ノース地方との交易ルートを独占するヴェステン家が、商業ギルドの盟主として国をまとめている。
肥沃な土地と資源に恵まれ、一攫千金を狙う商人による交易が、非常に盛んに行われている。
亜人街や旧王国を抱える南部は、世界で最も多くの人種がいる地域として有名だが、北部のギルドとの関係はあまりよくない。

〔亜人街〕
世界の亜人の7割が生活する亜人による自治区。
過去には旧王国によって植民地支配を受けていたが、ギルドの台頭に乗じて自治権を獲得した。
旧王国時代をベースに発展した独自の文化が残っており、衣装や建築などにその特性がみられる。

〔旧王国〕
南部を治めていた先住民族による国。
人間と亜人で身分と街区を区分する政策を行っていたが、商人の発言力が強くなるにつれて力を失い、現在はギルドに所属する商会の特別顧問として、その形を保っている。
商人の下に甘んじていることに、不満を持つ者も少なくないため、一部が野盗としてギルドの商人を襲撃することもある。

【ノース共和国】
雪と山に閉ざされた独特な文化を持つ国。
高い技術を持つ職人に作られた武具や衣服は高い品質を誇り、憧れる者も多い。
20年前にヴェステンと癒着していた旧領主家を打倒したノース家によって国として独立し、現在はノース家の独裁ではない国政に移行しようとしているが、旧領主家と繋がりの深い人々の反発が残っているため、治安の悪い地域も少なくない。

【ミッテルラント王国】
世界の中央にある絶海の国。
海路が繋がるまで外からの影響をほとんど受けなかったため、現在でも素朴で質素な生活を送る人々が多い。
国政を行う王室と、祭事を行う神室があり、互いに不干渉を定めているため、王室の長でも知らないことは多い。
神室は祭事を仕切る他に、国が所有する魔界に繋がる穴や天に繋がる柱を管理する役目を持っており、この地の龍族である巫女だけがそれに直接触れることを許されている。

〔魔術院〕
ミッテルラント神室の下位機関として、世界の成り立ちを知り、その調和を守ることを使命としている。
その性質から、魔法の特に根源的な部分に触れることができる魔法使いが多く所属し、一部が子や弟子を通じて自身の魔法を次の世代に伝えている。
魔法を汎用的な技術として広く扱おうとする学術印とは関係が悪い。

【魔界】
地の国とも呼ばれる異次元の世界。
時間や空間の流れが場所によって不安定で地上と勝手に繋がり、その穴を介して地上に迷い込んだ物が魔物と呼ばれている。
カノープスの根城である城塞跡は比較的安定しているが、それでも地上と時間の流れにズレが発生している。
地上の死者が行き着く世界であり、この世界で魂と体が分離され、魂は天に昇り、体は魔界で新たに造り変わるという伝説がある。

【星の国】
天にある魂が新しく生まれ変わる世界と言われる場所。
ここで生まれた者は星によって魂が守られるため、星の子と呼ばれる。
星の子の中から選ばれる北辰によって天に昇った魂が選別され、地上で生まれ変わることで人間界と魔界を含めた魂のを循環を守っている。
北辰以外に他の世界と関わりを持つ星の子は少ないため、他の世界に対する知識は少ない者が多い。

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