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ほしのうた 用語集

【星の子】
天の国に住む星の加護を受けた魂を持った子供たち。
天に住む北辰によって作られる存在であるため、親兄弟の概念は薄い。
同じ代に生まれた星の子たちでグループを作ることが多い。
魔法を得意とする者が多く、それに加えて身体能力に恵まれた者も少なくない。
新しい北辰やそれを護る者を選ぶなどの中枢に関わることは、最も古い星の子にあたる黄道の子たちが管理している。

【人間】
世界で最も栄えてる種族。力は弱いが独自の技術や知識を利用してそれを補って余りあるほどの発展をしている。
技術による補助を利用しても魔法が扱える人間は4割程度、魔法使いともなるとそのうちの一握りの血族しかいない。

【龍族】
3つの世界のバランスを維持する北辰たちとは別に、人間などが住む土地を守護する存在として選ばれた一族が龍族と呼ばれる。(魔物のドラゴンとは異なる)
土地に宿った魔力である龍脈とリンクした存在であるため、人間には扱えない強力な魔法を使う能力を持ち、非常に長命。
一方で多くが龍脈の側に住むため、他種族との関わりは薄い。
まれに土地の魔力に淀みが発生すると、近くにいる者が淀みによって龍族と同様の能力を獲得することがある。
龍族と近い力を持つが、淀みを広げる性質を持つため邪龍と呼ばれ忌み嫌われている。

【亜人】
人間とは似て非なる人々の総称。
獣の姿を持つ獣人・翼を持つ鳥人・角を持つ鬼人・鱗を持つ鱗人の4種に大別される。
西の大陸に亜人街という独自の集落を形成して、それぞれの人種ごとの街区に分かれて暮らしている。
他の種族に対して友好的な者がほとんどだが、血統や魔力など独自の基準によって対応が変わる例もある。
高い身体能力や独特な特性を生かして亜人街を出て冒険者や旅芸人をする者も多い。

【魔物】
魔界と繋がる穴から現れるとされている奇妙な生物の総称。
通常の動物とは異なる生態を持ち、人間を捕食したり攻撃性が強いものも少なくないため、一般的には危険な生物とされている。
一方でその特殊な生態から研究や狩猟の対象になることも多く、特にエステ学術院から近い魔物の生息地である「森」に、自らの意思で入っていく研究者や冒険者は年々増えている。

【魔人】
先天的な変異や、魔物との接触などによって魔物の能力を獲得した人間の総称。
魔法とは異なる特性を持つ一方で、魔物特有の性質や攻撃性を持つ例が多いことから、魔術院ではこれを危険なものとして監視、場合によっては封印や処分を行っている。
しかし、魔人の多くは特性が現れない限り人間と区別することが難しいため、魔人の総数を完全に把握することはできていない。

【邪龍】
龍脈の淀みによって龍族に近い能力を得た人間。
龍族との違いは、淀みから魔力を得ていることと、龍脈を作り変えて新しい淀みを作り、広げようとしていること。
龍脈の作り変えには、大量の魔力を必要とするため、人や魔物の血肉で魔力の不足を補わなければならず、魔人と同様かそれ以上に危険な存在。
龍脈に直接触れることは龍族と邪龍しかできないため、邪龍の作った淀みを解消するために、龍族は常に邪龍の動向を注視している。

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魔人異聞 用語

【魔人】
一部の魔物との交雑や突然変異、肉体や魂の同化、寄生、改造など様々な要因により、人間でありながら魔物の能力を持っている者の総称。
人間としての理性はあるが、魔物の攻撃性や人間を襲う性質を抱えていることから、魔術院は危険な存在と分析している。
しかし、独自に人間の生活に紛れ込む術を持つ者も少なくないため、魔人化が観測された者以外にも多くの魔人がいる可能性は高い。

【魔人化】
肉体の変化を伴いながら魔物の性質が表に現れる現象。
魔物特有の攻撃性が顕著に現れるため、この状態の魔人は危険とされる。
また、「餓え」と呼ばれる激しい衝動によって、人間としての理性や人格が崩壊してしまい、より危険な魔物に変化するおそれがある。
しかし、人間に近い性質を持った魔物の影響を受けた魔人は、ある程度これをコントロールする能力を身につけているらしい。

【餓え】
魔物の攻撃性をもたらす原因と考えられる激しい衝動。
魔物が主食とするものによって性質は変化するが、「理性で抑えることが不可能」「主食を得ることを非常に強く求める」ことが共通している。
魔人もこれを認識しているが、人間の理性でこの衝動を抑えることで、不要な魔人化を抑えている。
ただし、完全に餓えを抑えることは不可能に近く、魔物が最も力を持つ満月の夜は、餓えがピークになることもあり、魔人化が発生することが多くなる。


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ほしのうた:ワールドマップ

[人間界]
人間たちが暮らす5つの国と地域から成り立つ世界。
一部の星の子からは「間(あい)の国」とも呼ばれ、星の国や魔界からの来訪者も時々現れる。
魔物と呼ばれる魔界から迷い込んだ生物が独自の生態系を築いていたり、人間同士の小競り合いがあるものの概ね平和。
土地を守護する龍族と、それを束ねる巫女によって、星の国と魔界に挟まれた世界のバランスが保たれている。

【エステ公国】
東の大陸にある国。
世界各地から研究者を目指す者が集まる「学術院」を中心に様々な人々が集まる。
ニール、レイがなんでも屋を営む拠点もここにある。
他の土地から移住する者が多いため、余所者にも寛大で大らかな土地柄。
学術院が街の中心であるため、それを統括するエステ学長家が実質的な領主になっている。
大陸の北には広大な「森」が広がり、たくさんの動物や魔物が複雑な生態系を作っているため、魔物によるトラブルや、それに興味を持つ研究者が後を絶たない。

〔学術院〕
エステ公国の中心である魔法技術の研究機関。
世界各地から厳しい選抜を合格した研究者たちが集まり、魔法の科学的側な面からの分析、技術による汎用化、魔物の生態などを研究している。
増加する研究者に対して手当たり次第に増改築を繰り返しているため、長く在籍している研究者も知らないエリアが存在する。
魔術院とは方針が異なることから関係はあまりよくない。

〔「森」〕
東の大陸北部に広がる広大な森。
記録によるとエステ公国の成立以前にはいくつかの小国があったが、現在は昼夜の区別さえ曖昧な森が広がっている。
魔界との境界がもっとも不安定な地域と言われており、無数の魔物が生息している。
龍脈が魔界と接触した場合、大陸の全土がこの森に覆われる可能性があるため、龍族によって魔物と人間の出入りが厳しく監視されている。

【サウス諸島】
南の海にある群島国。温暖な気候のためバカンス地としても有名。
島ごとに異なる領主がいるため、それらをまとめる総領主としてサウス家が中心となっているが、独自の交易ルートを持つなど独立した政治を行う島が多い。
大らかで自由な人々が多いが、義理人情を通すことが好まれる。
船の技術が発展しているため、各地を結ぶ船をサウス家が運営し、他の島から船乗りを雇うことで経済が成り立っている。

【ヴェステン地方】
西の大陸の全域に多くの商業ギルドが乱立する地域。
ノース地方との交易ルートを独占するヴェステン家が、商業ギルドの盟主として国をまとめている。
肥沃な土地と資源に恵まれ、一攫千金を狙う商人による交易が、非常に盛んに行われている。
亜人街や旧王国を抱える南部は、世界で最も多くの人種がいる地域として有名だが、北部のギルドとの関係はあまりよくない。

〔亜人街〕
世界の亜人の7割が生活する亜人による自治区。
過去には旧王国によって植民地支配を受けていたが、ギルドの台頭に乗じて自治権を獲得した。
旧王国時代をベースに発展した独自の文化が残っており、衣装や建築などにその特性がみられる。

〔旧王国〕
南部を治めていた先住民族による国。
人間と亜人で身分と街区を区分する政策を行っていたが、商人の発言力が強くなるにつれて力を失い、現在はギルドに所属する商会の特別顧問として、その形を保っている。
商人の下に甘んじていることに、不満を持つ者も少なくないため、一部が野盗としてギルドの商人を襲撃することもある。

【ノース共和国】
雪と山に閉ざされた独特な文化を持つ国。
高い技術を持つ職人に作られた武具や衣服は高い品質を誇り、憧れる者も多い。
20年前にヴェステンと癒着していた旧領主家を打倒したノース家によって国として独立し、現在はノース家の独裁ではない国政に移行しようとしているが、旧領主家と繋がりの深い人々の反発が残っているため、治安の悪い地域も少なくない。

【ミッテルラント王国】
世界の中央にある絶海の国。
海路が繋がるまで外からの影響をほとんど受けなかったため、現在でも素朴で質素な生活を送る人々が多い。
国政を行う王室と、祭事を行う神室があり、互いに不干渉を定めているため、王室の長でも知らないことは多い。
神室は祭事を仕切る他に、国が所有する魔界に繋がる穴や天に繋がる柱を管理する役目を持っており、この地の龍族である巫女だけがそれに直接触れることを許されている。

〔魔術院〕
ミッテルラント神室の下位機関として、世界の成り立ちを知り、その調和を守ることを使命としている。
その性質から、魔法の特に根源的な部分に触れることができる魔法使いが多く所属し、一部が子や弟子を通じて自身の魔法を次の世代に伝えている。
魔法を汎用的な技術として広く扱おうとする学術印とは関係が悪い。

【魔界】
地の国とも呼ばれる異次元の世界。
時間や空間の流れが場所によって不安定で地上と勝手に繋がり、その穴を介して地上に迷い込んだ物が魔物と呼ばれている。
カノープスの根城である城塞跡は比較的安定しているが、それでも地上と時間の流れにズレが発生している。
地上の死者が行き着く世界であり、この世界で魂と体が分離され、魂は天に昇り、体は魔界で新たに造り変わるという伝説がある。

【星の国】
天にある魂が新しく生まれ変わる世界と言われる場所。
ここで生まれた者は星によって魂が守られるため、星の子と呼ばれる。
星の子の中から選ばれる北辰によって天に昇った魂が選別され、地上で生まれ変わることで人間界と魔界を含めた魂のを循環を守っている。
北辰以外に他の世界と関わりを持つ星の子は少ないため、他の世界に対する知識は少ない者が多い。

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ほしのうた:世界観

【基本情報】
いわゆる剣と魔法の世界。
一般的な職業の他にも、冒険者やなんでも屋などが職業として受け入れられている。
人間が最も栄えているが、獣などに似た亜人や土地と密接な関係を持つ竜族、独自の生態系を持つ魔物なども存在する。
魔法を使える人間は多くないが、魔法の特性を科学的に研究して生活に取り入れたり、簡易的な魔法を発動させるアイテムを製造する技術はかなり一般的。
一方で魔法使いと呼ばれる人々や、龍脈と呼ばれる土地の魔力とリンクすることができる龍族に対する尊敬が根強く残っている地域も多い。

【世界の機能】
魔物が現れる源とも言われる魔界への穴や、天の国に繋がる柱などが伝承として伝わっているが、その真偽はごくわずかな人間しか知らない。
天の国で生まれた命は人間の世界で生きた後魔界で肉体と切り離され新しく生まれ変わることで世界のバランスが保たれているが、それを維持するために必要な天の北辰、地の南辰、龍族の巫女は代替わりを繰り返し、消耗されている。

【3つの国】
天の国、人の国、地の国で3つの国で魂を循環させ、世界のバランスをつかさどっている。
天の国にある北辰は命と肉体を人の国に与え、人の国の龍族と巫女の加護の下で生き、地の国の南辰によって肉体から切り離されることで再び北辰の下へ還るというシステムで、3つの国からなる世界のバランスが維持されている。
しかし、現在は本来存在しなかったはずの魔物が地の国から人の国へ侵入してきており、南辰の機能はどこかの段階で停止、または暴走していると考えられている。

【天の国】
星の子と呼ばれる選ばれた魂を持つ子供だけがいる世界。
北辰とその補佐をする黄道の子が国の中心となっている。
星の子の多くは魔法の扱いに長けているほか、名前になっている星からの守護を受けている道具を持っている。
龍族の巫女が管理する柱によって人の国とつながっている。

【人の国】
人間が生活している世界。2つの世界に挟まれていることから、間の国とも呼ばれる。
広大で様々な人間がいるため、複雑な情勢ができている。

【地の国】
南辰が管理する魂の行きつく世界。
この世界に流れ着いた時、魂と肉体は切り離されて新しく生まれ変わる。
しかし、北辰の下に送られる魂が不安定になる、魂が切り離されたはずの肉体が魔物として活動を始める、人の国と不安定ながら世界が繋がるがなど、異常な事態が発生している。
特に魔物は人の国と世界が繋がった部分から流れ込み、「森」をはじめ人の国の各地に生息域を増やしているため、巫女はこれを問題視している。

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